(2)仕事が早い、アレもコレも早い

ウルトラ一族が持つ各種の特徴は、問答無用で子供たちの憧れや気持ちの高揚をもたらし、大人やニヒルな子供には無数のツッコミどころを提供します。

 

身長40mとかマッハ5とか7とかで飛ぶとか、知能指数1万とかの数値に関するトピック。

スペシウム光線をはじめとする各種の光線やバリヤー、テレポートや水流発射などの特殊能力。

 

想像や話題を促すオプションが目いっぱいです。

 

そして、地球上での活動時間に限界があるのもまた、強烈に惹きつけられる要素です。

 

持ち時間が少ないなんて、本来は弱点中の弱点という感じですが、むしろそこに一層の魅力を感じます。

 


レバレッジ時間術 ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書) [ 本田直之 ]

 

極めて短い時間内で、大仕事をサクッとこなす生産性の高さ。

それを実現させるだけの意志や能力。スキルの数や多様性。

こういった要素を、一瞬の見せ場で発揮するパフォーマンス。

 

朝から夜中までダラダラと働くウルトラマンには、魅力は感じません。

 

 

「ダラダラ働く」は、能力の低さ・効率の悪さ・成果の無さと直結するものだからかもしれません。

ウルトラマンの超人的に高い能力は、それとは対極にあるものです。

 

ということは、超人的に高い能力を落としていくと、やがてはダラダラ働くサラリーマンレベルに行き着くのかもしれません。

 

そもそも変身前の彼らの能力は、他の隊員たちとそれほどかけ離れたものではなさそうです。

そして、人間の姿をしている限り、彼らはごく普通に地球上での活動ができます。

 

つまり、先ほど挙げた各種の優れた数値や能力をセーブすることで、変身後の姿でも活動時間を長くすることができるとか、短期間に続けて変身してもそれなりのレベルを無理なく(カラータイマーの点滅頻度を減らせるように)維持できるのではないでしょうか。

 

何だか柳田理科雄さんが本にしてそうな内容になりますが、さらにちょっとだけふれてみます。