続いて、知能指数。
ウルトラマンの知能指数は1万だそうです。
一体知能指数とは何なのか?
私にはよくわかりませんが、問題文を読んで正解を出すテストのようなことをして一定の正解率を計るもののようなので、視覚情報重視の受験問題みたいなものでしょうか。
もしも知能指数というものが、初見の状態において、示された情報の中から必要な要素と不要な要素を見極め、また示されていない隠れた情報を見出し、それらを総合し、予測し、計算し、決定する能力のことだ、という定義ならば、ウルトラマンの知能指数が高いのは必然のことです。
ベムラーみたいに、護送中に逃げられた、という状況ならば、以前から知ってる奴が相手です。
大きさ・形状・硬度・速度・技と技を出すタイミングや予備動作・性格など、元々得ている知識を基に、主に体さばき中心で戦うことができます。
しかし、未知の相手と出くわした場合、見た目や音、匂いや体温など、少ない情報からどうすればよいかを一瞬で決定し、即座に行動しなければなりません。
その時には頭脳の働きがモノを言います。
さらに言えば、眼前の怪獣はオトリにすぎず、背後で操っている宇宙人が居るかもしれない。
周囲の機器や生物を通じてデータが取られていないか探索する必要もありますし、怪獣の動きの「操作されてる感」から見破る場合もあるでしょう。
激しい肉弾戦の中、頭脳もフル回転させなければならない。
ライアーゲームの三段論法的セリフが難しいからと、読み飛ばしているようではラチがあきません(私のことですw)。 あれよりもはるかにハードなはず。
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人間の姿の時も優秀そうだったハヤタやダンは、変身前に情報を集めておきやすかった気がします。
ダンはさらに、カプセル怪獣を使って、逆に相手を小手調べしておくことすらありました。
しかし、郷秀樹は調子に乗りやすく感情的、北斗星司は大ざっぱな豪快肌(と前々回推測)のエースに変身する男、そしておおとりゲンに至っては頭脳的とはとても言い難いタイプです。
せめて変身後のハイスペックは避けがたい気がします。